本システムの正式名は「保護者負担経費会計システム クラウド版」ですが、昨今注目されている「クラウド」とは、[クラウドコンピューティング]の略称であり、利用者はインターネットの向こう側から様々な機能やサービスを受けるシステム形態の事をいいます。
システムの利用者はインターネットへの接続環境さえあれば、複雑で面倒なインストール作業や設定を行う必要はありません。インターネット上でデータを保存している為、パソコンが故障してもインターネットに接続された別のパソコンからこれまでと同様のサービスを利用できます。
記録・登録された情報は全て、インターネット上のサーバに保存されます。手元のパソコンにデータが保存されないため、パソコンの故障によってデータを失うリスクが低くなり、また非常にセキュリティ性の高いサーバに保存される事から、漏えいや消失のリスクが低減できます。(※1)
※1 サーバを設置しているデータセンターは耐震、防犯上も強固なセキュリティを確保しており、回線はインターネット上でssl-VPNで暗号化されます。
クラウドシステムはインターネット接続を通じて1つのシステムを利用します。そのため、他の自治体と運用が異なる場合、自分の自治体では利用しない不要な機能があったり、用語の名称の違いなどの不都合が生じることがあります。
そのような不都合を解消するため、本システムでは標準的な機能の中から自治体や学校単位で利用したい機能の取捨選択ができ、また、システム内の表記文言や各用語の変更も可能です。このように自治体・自校の運用に合わせてカスタマイズをすることで、身近に感じるシステムとして利用していただけます。
このような標準のカスタマイズは、初期設定として原則無料で行う事ができます。詳細は運用開始時までにご相談ください。