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はじめに

このWEBサイトは学校園向け「保護者負担経費」を管理する事が出来るシステムである、「保護者負担経費会計システム」(以下、本システム)について、記述します。
「保護者負担経費」という言葉について、馴染みがないという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
「保護者負担経費」とは、学校の教育活動に必要となる費用のうち、公費負担ではなく保護者に負担していただく経費を指します。「学校預り金」、「校納金」、「学校徴収金」、「諸費」など、地域によって様々な呼ばれ方をされています。その種類は、これもまた地域によってことなりますが、「学用品費」、「副教材費」、「給食費」、「遠足代」等など多岐に亘っており、その集金金額は生徒一人当たり年間で5~20万円になります。

これらのお金はあくまで保護者からの一時預り金であるため、必ず生徒ごとに収支を管理しなければなりません。しかし、毎月の集金業務をはじめ、支出、返金、決算など、その事務作業に掛かる時間は決して少なくはなく、大規模な学校では1校当たり年間1,000時間を費やしているというデータもあります。

例えば集金業務の場合、金融機関の振替処理によって集金処理する事で、現金で集金を行う事に比べると、その作業に関わる時間が短縮されたとは言うものの、振替結果の記録や、生徒ごとの収支の管理、未納者の把握や督促処理など、それらは決して容易な業務ではありません。

本システムは、現在の保護者負担経費会計事務の業務をシステム化する事で、これまで手間が掛っていた各情報の記録作業の省力化と効率化を目指し開発されました。とある導入自治体では、1校あたり年間800時間の事務作業時間の削減が出来たとの報告もあります。

また、システムにより各業務をシステム化する事で、業務の作業順序などが明確になり、その結果作業の見通しを良くします。これにより「次に何をすれば分からない」、「現在の状況が不明確」という業務上陥りやすいリスクを軽減する事が出来ます。

さて一体どのようなシステムなのか…このWEBサイトは、本システムの内容を詰め込んだ案内サイトとなっております。
本システム、保護者負担経費会計システムをよりご理解を頂くための資料としてご活用ください。

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